サッカーワールドカップ日本落選

2050年までにFIFAワールドカップを日本で開催し、日本代表チームはその大会で優勝チームとなる。(日本サッカー協会「JFA2005年宣言」)

2日国際サッカー連盟(FIFA)が2018年と2022年ワールドカップの開催地を決定した。18年はロシア、22年はカタール。22年の開催に立候補していた日本は落選。

何を夢見ようが日本サッカー協会の勝手ではあるが、国や地方自治体を巻き込んでワールドカップ開催を誘致するなら負担に相応しい利益があることを国民や地域住民に対して納得させる必要があるだろう。
スタジアムの建設を含む会場の整備の負担について、国民の間で明確な合意が出来ていたとはとても言えない。

そして誘致活動そのものも、手間と費用が掛かる。日本が開催地として他の地域に遜色が無くても誘致合戦に勝つ見込みが低いなら誘致活動から降りるべきではないだろうか。
日韓共催だったとはいえその20年後に再び日本に誘致するのは諸外国から共感が得られまい。
サッカーワールドカップは4年に一度の開催であり100年に25ヶ所でしかできないイベントなのだから、地元に半世紀に一度でも巡ってくれば十分有難いことだ。

はっきり言ってサッカー観戦で喜怒哀楽を露にして馬鹿騒ぎをするだけの輩もまた多い。
ワールドカップ開催で負担の圧し掛かる財政当局や警備関係者は日本落選に安心したのではないだろうか。

カテゴリー: 分類無し タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です