神奈川県知事選 黒岩祐治候補の政策

神奈川県知事選に立候補した元フジテレビニュースキャスター黒岩祐治氏は、自民党県連から急遽出馬を要請された為ゆえ神奈川県をどう変えたいのか全く明確にすることが出来ない。
(黒岩祐治の神奈川ビジョンと緊急政策http://island.opinet.jp/kuroiwa/pdf/kanagawa_vision.pdf

■何ら具体的な提案のない公約
黒岩氏は『日本一の医療体制』『楽しくなければ介護じゃない』『ソーラーパネルの輝くキラキラ神奈川』など誰も反対しないようなお題目を並べている。
それでは一体(神奈川の)医療や介護のどこを変えていくのかと言えば、まるで具体的な話がない。

また黒岩氏は政策を実現する方法として、『知恵袋会議』なるものを創設すると言う。各分野の専門家や有識者そして県民の知恵を集約する場なのだそうだ。
しかし、知恵を出したり集約することこそ知事や議員など公務員の本来の役目であるはずではないか。

■ソーラーパネル導入の財源が不明
太陽光発電が比較的安心できる供給方法なのに、普及が遅々として進まないのは余りにも高コストであるからに他ならない。

黒岩氏は高コストという難点をどう解決するつもりなのか。あるいは高コストのまま導入し、他の歳出を犠牲にするのか。何かしら犠牲にするなら、その犠牲はどの歳出なのか決まっているのか。

黒岩氏は自民党から担ぎ出された。公明党や民主党の推薦も受けている。
恐らく当選しても、与党議員の持ち込む陳情を断り切れず神奈川県の財政はこれまで通り悪化の一途をたどっていくのではないだろうか。

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神奈川県知事選 黒岩祐治候補の政策 への3件のフィードバック

  1. 前田 進 のコメント:

    川崎市長が、被災地から放射線物質で汚染された瓦礫を列車で運んで、川崎で燃焼処理すると、驚くべき言明をした。
    これで、川崎から4000万人の関東一円に放射性物質をばら撒くことになる。
    恐るべき内部被爆の拡大・深化だ。白血病、肺ガン、骨髄ガン、皮膚ガンを起こす。
    それでなくても、炉心溶融>核分裂反応>核爆発へのプロセスで1号炉と3号炉の新たな核爆発が近づいている。
    http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/82.html
    首都圏4000万人の避難が必要になる。
    無為無策の技術屋の専門馬鹿(東工大原子力工学科卒)で、政治能力ゼロの菅が、「関東は潰れる」と無責任に漏らしたことだけは、実現することになる。
    この時、脱原発の政策を掲げて黒岩祐治氏が神奈川県知事に当選したのは、重要な役割を果たさせる天命だろう。直ちに川崎市長の犯罪的暴走を阻止せよ!それが貴殿の最初のミッションだ。
    日本では、最早菅亡国内閣とは関わり無く、国民が独自の全国的な統一自衛行動に立ち上がって行動することが、緊要になっている。

  2. 中村 隆 のコメント:

    初めまして、私は57歳男性です平塚市相模川近くに住んでいます、一年を通してとても景色の
    好い所です相模川では、春夏とウインドサーフィンを楽しむ方たちや、土手沿いを散歩するお年寄りの
    方たち、犬の散歩をしている家族など、とても落ち着きのある環境です、ところがここ数年で急に
    騒がしくなりベランダの窓を開けていられない程酷くなりました(テレビの声も)聴き取れないほどです
    水上バイクの騒音が酷く多い時は、十台以上が川で凄いスピードでぐるぐると回っています、平塚市
    の行政にお話をいましたが、穏便に穏便にと今まで何も対処をして頂けません又節電節電と国が
    動いている中、此れでは窓を開けて居られません電気代もかなり高くなりました、又節電も出来ません
    また、投稿窓口が分からずこちらに投稿してしまいました。
    大変お忙しいと思いますが、神奈川県条例とうなどで解決をと思います。
    何卒宜しく御願い致します。

  3. 菊田英明 のコメント:

    ポリオ不活化ワクチンに関して
    私は小児科医で、ポリオ生ワクチンの副作用に関しては10年以上前から言われてきたことであり、国の政策の遅れが一番の問題です。やっと国が動き出した状態です。
    ポリオ不活化ワクチン導入での問題点は
    1)副作用に対する補償:もし県でおこなうのであれば問題はありません。輸入業者の補償だけでは問題が残ります。
    2)輸送方法です。簡単に輸入業者に依頼すると入手できる状態です:品質管理、輸入により抗原性に変化のないことが完全に県が保障できるかという問題です。
    3)有料になると思いますが、現在の生ワクチンのように全員に無料での接種ではありません。県が無償でおこなうのであれば、まだ良いのですが、一部の子どもしか使用できません。それだけでなく、生ワクチン接種を控える親が増えていることです。
    以上、全体を考えると、生ワクチンの接種を県で開始することは、一見素晴らしいようには見えますが、正しいこととは思えません。全体をみた判断を希望します。

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