16日埼玉県で高校野球部の練習中、吐き気などを訴える生徒が相次ぎ、7人が病院に運ばれ3人が入院したという。
高校の課外活動のごときで一度に7人も熱中症を出し、救急車を呼ぶとは迷惑なことだ。
日本で多くの中学生高校生が野球に打ち込んでいる。彼らは運動において同学年の中でも特に優れた素質をもっている。そして放課後や休日など練習に長時間費やしている。
ところが、彼らがプロ野球選手にまで成長してもオリンピックでは外国選手にしばしば敗北を喫する。
若くて何を学習するにも貴重な時期、野球の練習に明け暮れた結果がこれである。
練習方法が悪いのか、そもそも人種が野球に向いていないか。
毎年プロ野球選手として迎えられるのは、たかだか数十人である。
残酷だけれども、中学校や高校の指導者は実力の伸びない生徒に対し早く引導を渡すべきではないだろうか。