第二次大戦の米兵への謝罪外交

アメリカ人の大半は、原爆投下を正しいと思っている。
なかには、原爆投下で多くの日本人の命を救ったという主張もある。

岡田外相が、第二次世界大戦時に捕虜になった米兵を外務省に招き公式に謝罪した。米兵たちは強制労働で酷使されたといい、使用した企業も謝罪すべきだとしている。

しかし米国は広島・長崎への原爆投下やその他の日本各地の市民の焼殺を目的とした爆撃について、未だ謝罪などしてない。
日本に対し満州国から去るかそれとも戦争で殺されるのかどちらかを選ぶのを強制したということだ。

なぜ欧米諸国だけはアフリカ・アジア・中南米などへの侵略が許されて日本はダメなのか。

所詮戦争の勝ち負けが世界の全てを決める。善悪など後から付けるものでしかない。

岡田外相のおこなった謝罪は、念を押して日本を悪者にしただけだ。年老いた米兵たちも一方的に日本自らが悪者を認めたことだけに満足し、大戦前後の欧米の侵略行為には知らんぷりを決め込んで帰国するのだろう。

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